「世界自殺予防デー」緊急フォーラム(WHO協賛)
開催のお知らせ


ライフリンクは、WHOの協賛を受け、9月10日に「世界自殺予防デー」緊急フォーラムを開催します。
フォーラムが目指すのは、全国の現場で自殺対策に取り組んでいる人たち(官民を問わず)が、みんなで共有できる「自殺総合対策のグランドデザイン(全体構想)」を構築すること。つまり、これまで日本の自殺対策に決定的に欠けていたものを作り上げることです。

7月19日の厚労委「決議」を受けて、確かに政府は自殺対策に取り組む意志をはじめて示しました。
しかし、これまで無策であった政府が、急にグランドデザインまで描けるようになるわけではありません。私たちとしては、政府の意思表示を掛け声だけに終わらせないためにも、自らが率先して自殺対策のグランドデザインを提示していく必要があると考えているのです。

これまでのように、それぞれの団体や組織が個別に自殺対策に取り組んでいく時代はもう終わりです。
みんなで共有できる「自殺総合対策のグランドデザイン」を構築し、その下で必要に応じて柔軟に連携・つながり合いながら、包括的かつ具体的な自殺対策を実現させていきましょう。

9月10日の「世界自殺予防デー」緊急フォーラムは、そのための確固たる足掛かりにしていきたいと考えています。自殺対策の現場で活動しているみなさんの参加をお待ちしております。


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日時: 9月10日(土)
場所: 東京・渋谷
後援: WHO(世界保健機関)
協賛: ジョンソン・エンド・ジョンソン社会貢献委員会、
コムケアセンター、セントラル総合研究所、
住友生命保険相互会社
主な参加者: 
本橋豊さん(秋田大学教授)
山本孝史さん(参議院議員)
団野克己さん(佐賀県弁護士会)
厚生労働省自殺対策担当者
国立精神神経センター自殺対策担当者
他、およそ70名

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今回の参加は「実際に自殺対策の現場で活動されている方」に限定させていただきます(会場の関係上)。参加を希望される方は、下記の連絡先までお問い合わせ下さい。

メール:info@lifelink.or.jp

なお、日本ではあまり知られていませんが、9月10日はWHO(世界保健機関)が定める「世界自殺予防デー」です。「自殺は防ぐことのできる公衆衛生上の社会問題である」という共通認識の下、去年は世界27ヶ国で自殺対策に関する様々なイベントが行われ、今年も数多くが予定されています。