

調査というと、「協力する/される」というイメージがあるかも知れません。
しかし、本調査は、一刻も早く効果的な対策を立案・実施し、自殺のない「生き心地のよい社会」をみんなで築くために行うものです。誰かの研究のために行うものではありません。
したがって、本調査においては誰もが“参加者”です。遺族の方々には「体験を語る」という形で調査に参加していただき、調査チームの私たちは「お聞きしたご遺族の話を対策につなげていく」という形で調査に参加します。
志を同じくする人たちが、立場を超えてチカラを合わせて一緒に作り上げていくのが「“1000人の声なき声”に耳を傾ける自殺実態調査」なのです。
※調査チームを構成するのは、自殺対策の実務家です。ライフリンクのスタッフや過労問題に取り組む弁護士、精神科医療の専門家や東京大学の経済学者、調査員でもある自死遺族などが中心メンバーとなっています。