noteに連載中の「きょう心にしみた言葉」を投稿しました。
平野啓一郎さんは著書「私とは何か 『個人』から『分人』へ」で「分人」という概念を提起しました。
「虐待やいじめを受けた自分は、その相手との分人だったのだと考えるべきだ。自分を愛されない人間と本質規定してしまってはならない」
「人格はひとつしかない」「本当の自分はただ一つ」という考え方は、人に不毛な苦しみを強いるものである――。
若者は、「自分がダメだ」と責め続け、追い込まれることが多いと言われます。平野啓一郎さんの「分人」は、そんな若者たちの重い荷物を降ろしてあげられる言葉とも言えます。
https://note.com/lifelink/n/nf14886995aa2