2025年4月3日公開
日本社会における「生きる支援の輪」を広げるため、新たなつながりをつくりたい。仲間をさらに増やし、誰も自殺に追い込まれることのない「生き心地のよい社会」の実現に向けてこれからも歩み続けたい。そうした思いから、ライフリンク設立20年の節目に、自殺対策に挑んだ活動を振り返るドキュメンタリー映像を制作しました。
制作の指揮を執ってくださったのは、演出家の藤井裕也監督です。故・山本孝史議員の生涯を描いた朗読劇 『兄のランドセル』 の演出(2016年1月~)を担当されたことで代表の清水がご縁をいただき、今回のドキュメンタリーの制作をお願いしたところ二つ返事で引き受けていただきました。
藤井監督ならではの視点で制作された本ドキュメンタリー映像では、周囲から「そんなことは無理」「無謀なことだ」と言われながらも、全国の民間団体や様々な分野の専門家、国会議員や関係省庁、クリエーターやアーティスト、自治体やマスメディア等と「新しいつながり」を作ることで「新しい解決力」を生み出し、難題と対峙して七転八倒しながらも自殺対策を切り拓いてきたライフリンクの軌跡を、ともに難題に挑んでくださった方々による証言インタビューを交えて振り返っています。
社会が多様化する中で、社会的課題の解決にはNPOや市民活動の「つなぎ役」としての役割がますます重要になっている時代。ライフリンクのこれまでの歩みは、自殺が「個人の問題」から「社会の問題」へと認識が変わり、自殺対策の政策をNPOが切り拓いてきた実践例でもあります。その軌跡をおさめたドキュメンタリー映像は、様々な分野や現場で課題解決に挑もうとしている方たちへのエール(参考事例)にもなると信じています。
「私たちの社会は、私たち自身で創れるし、私たち自身で創る。」
その決意を広く共有したいという思いから、ドキュメンタリー映像の制作資金はクラウドファンディングで募り、181人の方々から暖かい支援をいただきました。このドキュメンタリー映像が、ライフリンクの設立時からの理念「新しいつながりが、新しい解決力を生む。」を体現するものになればと考えています。