大野寿子さんの著書「メイク・ア・ウィッシュの大野さん」から紹介しました。メイク・ア・ウィッシュは難病の子どもたちの夢をかなえるボランティア団体。大野さんは長年事務局長を務めました。今年2月、大野さんにがんが見つかり、大野さんは今、自らの夢に向き合っています。
難病の子どもを持つお父さんの言葉です。
「ところが、あの日、メイク・ア・ウィッシュで夢をかなえた日、ふと、その肩の力が、恨みの気持ちが抜けたのです。そうか、小さな楽しみや目標を前においていけばいいのだ、と思えたのです。庭でバーベキューをしよう、とか近くの公園まで散歩に行こう、とか‥‥」
小さな楽しみが大きな力になります。