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電話相談員

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「新たなつながりが、新たな解決力を生む」

誰も自殺に追い込まれない社会を、あなたの声から

声を交わす時間は、相談者と相談員がともに安心を探す場です。
電話相談は、共に考え、共に確かめながら「生きる力」を見つけていく対話です。

電話相談員インタビュー(臨床心理士編)│最初は「自分の言葉が相手の命を左右するのでは」と怖かった。それでも深く寄り添い続けたい理由。
電話相談員インタビュー(心理院生編)│「声だけで、心を見つめる」─ 彼女が電話相談で知った臨床の核心
電話相談員インタビュー(看護師編)│疾患ではなく、人を看る。その原点に戻れる場所。
電話相談員インタビュー(未経験者編)│一度は諦めた。経験も自信もなかった。だからこそ伝えたい。「大丈夫、支え合える仲間がいる」

私たちのビジョン

ライフリンクは、「誰も自殺に追い込まれることのない、生き心地のよい社会」をめざしています。
私たちは、人と人とが声を交わすときに生まれる安心感や信頼を大切にしています。電話相談は、相談者と相談員が一対一で向き合い、言葉だけでなく沈黙や呼吸の間合いにも心を通わせる場です。

孤独の中で誰かの声が耳に届くとき、「自分は一人ではない」と実感できる瞬間があります。その実感は、相談者と相談員が同じ地平に立って対話するからこそ生まれるものです。電話というシンプルな手段だからこそ、人間同士の温かさや尊重がまっすぐに伝わり、小さな一歩を共に踏み出す力になります。

私たちがめざす相談

  • 一人ひとりの声をじっくり聴く傾聴
    限られた時間の中で、急かさず、遮らず、相談者のペースに合わせてじっくり耳を傾けます。言葉の奥にある思いや一人ひとりの人生を受け止めることを重視します。
  • 電話相談は“入り口”
    ライフリンクでは、入口の電話相談だけでは完結せず、必要な方には必要な支援につながれるよう、生活再建や医療・福祉資源といった地域の実務的な支援へとつないでいくところまでを、組織横断で伴走しながら実施しています。
    そのため電話相談員は、支援の最初の窓口として、相談者との信頼関係を築く役割を担います。生きることの説得ではなく、積極的傾聴による丁寧な対話を重ね、相談者が主体的に「生きよう」「もう一度人を信じてみよう」「支援を受けてみよう」と思えるような関わりを大切にしています。
  • 傾聴 × 実務支援 = 包括的な生きる支援
    思いを十分に受け止め信頼関係を構築したのちには、共感や受容だけでなく、支援が必要かを見極める力も大切になります。そして実務的な支援が必要な方に対しては、実務支援の専門スタッフに引き継ぐ役割も担います。

    #いのちSOSでは、こうした生きることの包括的な支援としての電話相談のあり方をめざしています。

#いのちSOSからのメッセージ

「画一的なやり方を打ち破り、生成AI時代に本当に必要とされる『人』による相談を創造する」

SNSや生成AIが日常に浸透し、人の悩みや孤独の形が大きく変化しています。そうした現代のニーズに応え、命を守る社会的インフラとして、電話相談のあり方を共に創造していく仲間を求めています。

これまでのやり方や立場に縛られず、新しい枠組みや価値観を一から受け入れられる方と共に歩みたいと考えています。

私たちの理念に共感し、一緒に挑戦してくれる方をお待ちしています。
あなたの声が、誰かの命をつなぐ力になります。

求める人物像

  ・ 豊かで温かな人間性を持ち、困難な状況にある人にも誠実に向き合える方
  ・ 自分の感情や思考を省みながら、自己研鑽を怠らず成長し続ける方
  ・ 過去の経験や所属先で培った手法をそのまま持ち込むのではなく、ここでしかできない実践に柔軟に溶け込める方
  ・ 経験や立場よりも、理念への共感と学び直す姿勢を大切にする方

資格/経験要件
  ・ 有無は問いません
  ・ 特定の相談文化や既存の手法にこだわらず、理念と方法論をゼロから吸収できる方

特に歓迎する方
  ・ 医療資格:医師・看護師・薬剤師
  ・ 心理資格:臨床心理士+公認心理師
         公認心理師(取得から5年以上で相談実務経験ありの方)
  ・ 大学院生:医・歯・薬・看護・心理・教育系の博士課程前期/後期学生

人材育成

インターン
  ・ 本格採用前に採用直結型インターンシップを実施します(有期労働契約)
  ・ 基礎研修・ロールプレイ・スーパービジョンまで一貫した育成を行うため、本格採用後スムーズに相談業務を開始できます
(例)
  ・ 自殺予防の基礎・倫理
  ・ 傾聴スキルと危機介入
  ・ 支援資源の理解と連携方法
  ・ 多様なケースのロールプレイ

本格採用
  ・ 独り立ちして相談対応を行いますが、適宜スーパーバイザーが助言やリスク判断を行うため、実践的に技能向上を図れます
  ・ 日々の振り返りに対するフィードバックはもちろん、OJTや専門研修など、成長をサポートする多様な育成制度を開発しています


募集要項

募集職種

職員
※従事すべき業務/就業の場所は法人の指定により変更される場合あり

募集期間

2025年10月13日(月) 24時まで
※応募状況によっては、予告なく期日前もしくは選考途中で終了となる場合もございますので、
 早めのご応募にご協力いただけますと幸いです

応募条件

18歳以上(高校生不可)
※スキマ時間での就労ではないため、下記の方については応募できませんのでご了承ください

・ 労働契約として、継続的に勤務必要時間を満たすことができない方
・ 就職や留学を控えている方、学業の都合などで安定した勤務時間を確保することが難しい方
・ 他の仕事の都合などで、シフト確定後の日程変更や直前キャンセルが起きやすい方
・ 他の仕事で副業を禁止されている方、もしくは契約期間中に副業禁止の仕事へ転職する可能性のある方

業務内容

・ 電話による自殺予防相談(傾聴、状況整理、安全確保、適切な支援機関へのつなぎ)
・ PCを用いた支援記録の作成
・ 実務支援や対面支援は担当しません

※PCの通話システムを使用し、通話と同時並行で複数の画面に文字入力を行うため、マルチタスクできることが必須です

契約期間

インターン
・ インターン選考通過者は、まず有給インターンとして自殺予防相談の専門的な研修プログラムに参加します(約50時間)
・ 有期労働契約は3ヶ月で取り交わすため、この間に全プログラムの修了が必要です(週1~3日参加で2~2.5ヶ月で修了)
・ 試用期間:無し
  契約更新:無し

契約開始日は2025年12月16日(火)、インターン開始は12月下旬を予定していますが、選考スケジュール次第で順延の可能性あり

本格採用
・ インターンを通じての適性評価を通過した方のみ、相談員として本格採用となります
・ この場合に限り、2026年3月31日までの有期労働契約を取り交わします
・ 試用期間:無し
  契約更新:次年度は厚生労働省の「自殺防止対策事業」が継続し、当団体が同事業に採択された場合、
       勤務実績等を考慮して契約更新の可能性あり

勤務時間・休日

インターン
・ 主に10~24時のなかで提示する複数の研修枠(最長6時間)に対して希望提出を行うシフト制

本格採用
・ 月4日以上かつ月16時間以上、実際の相談業務に従事する(研修や有給休暇等はカウントに含めない)
・ 上記時間とは別途で研修にも従事する
・ 勤務時間は月87時間未満とする
・ 6時~24時のなかで連続3時間~4時間の相談業務従事の希望提出を行うシフト制
・ 毎月15日頃までに翌月のシフト希望を提出いただき、調整のうえ月末頃にシフト確定となります

※インターン/本格採用の共通事項
・休憩時間 :無し(適宜、お手洗い等による離席は可)
 休日   :上記シフトによる
 時間外労働:有り(若干)

勤務地

NPO法人自殺対策支援センターライフリンク事務所(東京都千代田区、大阪府大阪市東淀川区)
・ 事務所内禁煙
・ 下記リモート勤務要件を満たせばリモート勤務可

※全国規模で相談事業を運営しており、スーパーバイザーはリモート勤務のため、日々のサポートや研修はオンラインで実施されます

給与

インターン:時給1,600円
本格採用後:時給1,800円、研修は時給1,250円

※22時~翌朝5時の勤務は、法定の割増率1.25倍を時給に掛けて給与計算します

通勤手当・加入保険

通勤手当:実費支給(リモート勤務の場合は無し)
加入保険:無し

選考方法

1.書類選考
2.一次面接(実施しない場合あり)
3.実技試験(相談対応ロールプレイング / 約60分) ※実技試験の前に事業・業務理解のための参考資料を用意しています
4.SPI
5.インターン選考面接(通過の場合のみ6へ)
6.インターン
7.適性評価(通過の場合のみ8へ)
8.本格採用

・ 面接および試験はすべてリモートで行うため、電波のよい静かな環境を整えること(車中など禁止)
・ 面接および試験は申込順のため、個別の日程調整は原則受付できません
・ 不採用の理由に関するお問い合わせには対応できませんので予めご了承ください


リモート勤務要件

前提
・ リモート勤務は法人が指示する頻度・日程・環境等を遵守する場合にのみ認められます
・ PCや通信のトラブルを自身で解決できることが必要です
・ 要件を満たす場合でも、挙動や通信が不安定な場合は当日の勤務は認められません
・ 詳細については選考通過後リモート勤務を希望する際に提示しますが、ここでは主要な要件を予め説明します

※インターン中であっても挙動・通信状況を改善できない場合、ご自身の費用負担で回線変更をご検討いただく場合があります。
 ご応募いただいた時点でその旨ご了承されたものとみなしますのでご留意ください。
 通信の途切れや切断・遅延等による相談への影響を極力防ぐため、何卒ご理解のほどお願いします。

勤務環境要件
・ 相談者の安全及び個人情報が絶対に守られる環境
・ PC画面や相談内容が第三者の目に入らないようにできる
・ 部屋のドアは、勤務中は閉めたままとし、家族等同居人を含む第三者が誰も立ち入れないようにできる
・ 自身の声が部屋の外に漏れない
・ 部屋の外の音が部屋の中に入ってこない
  (防災無線などの大きな音についても、部屋の中では口元のマイクで集音されにくいような音量であること)

PC環境要件
➀仕様
・ OS    Windows:Windows11(24H2)以降(日本語版のみ)、Mac:Ventura以降
・ CPU  Windows:Atom、Celeronは不可
・ メモリ 8GB以上
・ カメラ 外付けでもよいのでカメラとマイクを使用できること

※タブレット、ChromeOS、Android OSは不可

➁セキュリティ
・ Windows:Microsoft Defenderが有効であること
  Mac   :有償のウイルス対策ソフトがライセンス期限内であり、自動更新/自動スキャン設定済であること

➂通信速度
・ 実測値が時間や曜日を問わず、安定して下記を満たすこと
   ダウンロード:20Mbps以上
   アップロード:1Mbps以上(推奨:4Mbps以上)

➃回線
・ 固定回線の高速有線接続を推奨する
・ 宅内はLANケーブルを用いて、PCと通信機器を有線接続することを推奨する
・ 回線工事が不要な「置くだけWi-Fi」の場合、宅外とのモバイル通信が良好な場所に機器設置をし、➂通信速度を満たすこと
・ ポケットWi-Fi 、ADSL、衛星ネット通信は、速度や回線業者を問わず不可